お茶漬けぶろぐ

MacBook Proを買った

2020/12/08

MacBook Proを買いました

これまでMacは一切使わないで生きてきたのだけど、今回からSoCを自前で作る（Apple Silicon）ということで興味が湧いたので買ってみた。

普段、Dell XPS 9360にArch Linuxを入れたものを使っていたんだけど、諸々うまくいけそうなら、このMacBook Proに普段遣いの役目を与えてみようかなという気持ち。使わないと良いかどうかもわからんからね。

構成など

M1なMacBook Pro Late 2020を購入。カスタマイズは以下。

• RAM：16GB
• SSD：512GB
• キーボード：US配列

11/12に注文して、11/28の昼間に到着。調べてみると各種容量の増加というより、キーボードの変更が納期の延びに影響を与える感じらしい。日本でもUS配列需要があるので、もーちっと国内在庫あってもええんちゃう？の気にはなるかもね。別に常識的な時間で届いてるからどうでも良いけど…

環境構築とか

以下、初期設定とかアプリケーションのインストールに関するメモ書き。

初期設定

画面の指示に従ってがんばる。途中、利用規約が一切読めない状態になって何も進められなくなったので、電源ボタンの長押しで強制終了して、リベンジしたところなんとかなった。最初にいきなりダークテーマにしたのが悪かったりしたんだろうか。

日本語入力

• Google日本語入力を導入
• 入力ソースを「ひらがな(Google)」と「ABC」のみにする（それ以外を全部除去する）
• キーリピート最速、リピート入力認識までの時間を短めに変更

ブラウザ

• Safariよくわからんので取り敢えずChromeを導入
• 本当はFirefoxにしたかったのだけど、まだARM64で動かないみたいなので一旦保留

エディタ

• tmuxとかのTerminal環境が整うまではひとまずAtomを導入することにした（チョイスの根拠は気分）
• パッケージのインストールからJapanese-menuを入れて日本語化

ShiftItの導入

• Windows環境でWindows+矢印キーを押せばウィンドウをきれいに整列できる訳だが、似たような機能はMacにもある（Split Viewというらしい）
• ただしそのショートカットキーが無いらしいので、そのへんの補助ツールとしてShiftItを導入
• Releases · fikovnik/ShiftItからダウンロードしてきて、あとは雰囲気でOK

このままでは起動できないらしいので設定変更

• システム環境設定→セキュリティとプライバシー→一般のところに、ShiftItが起動できなかった旨が表示されるのでいい感じに操作

Terminal

• 取り敢えず使えるようにしたいというのが現在の心持ちなので、あんま拘らずにPreztoを使ってpureにしてみる
  • お前らのターミナルはダサい - Qiita
• Terminal.appの環境設定で、不透明度とブラーを50%程度にする（かっこいい）

Nextcloud

• 公式からDesktop Clientをダウンロードすると、pkgファイルが落ちてくるので、これをノリでインストール

Thunderbird

• 公式からダウンロードしてインストール
• …のだけど、クソほど重い
  • この現象に遭遇している人は結構いるみたいなのだが、あんまり情報が無い
  • あんまりメールに依存しない生き方をしているので、一先ずこのまま放置する（最低限使えれば良い）

Jekyll

• HomebrewでRubyを新たに入れろという情報が非常に多いけど、HomebrewはまだARM64環境に対応していない
• /opt/Homebrew以下に入れれば動くよという情報があったが、うまくJekyllが動かなかったので、諦めてRosetta経由で動くようにした
• FinderでTerminal.appを探して、情報を開いて（Command+Iでも良い）「Rosettaを使用して開く」にチェックを入れる
  • 上記操作でTerminal.appがRosetta経由で動作するようになる
• そもそもRubyはMacだとデフォルトで入っているので、これを使う（Rubyの新規インストールはしない）
• あとは素直にgem install --user-install bundler jekyllする

Qt

• XcodeをApp Storeから入れておく
• Download Qt Open Sourceからインストーラーをダウンロードする
• そのまま開けばx86_64で起動してくれた
• 画面の指示に従ってぽちぽちやるだけで導入できる（でもダウンロードにめちゃくちゃ時間かかった、2時間くらいかかったかな…）

MariaDB

• Terminal.appをRosetta経由で起動する事にしたので、素直にMacPortsをインストールして導入すれば良い

その他入れたもの

• RunCat
  • https://kyome.io/runcat/index.html?lang=ja
  • かわいい
• Silicon Info
  • https://apps.apple.com/jp/app/silicon-info/id1542271266?mt=12
  • 今使っているアプリケーションがx86_64かARM64か、アイコンでひと目で判別できる
• Fork
  • https://git-fork.com/
  • gitのGUIクライアント

買ったもの

• Stow Slim for MacBook (13") – Native Union
  • スリーブケース
  • 普段遣いしている「ひらくPCバッグ mini」には入らないという事はわかっていたのだが、かっこよかったのでノリで購入
• Stow Organizer – Native Union
  • バッグインバッグ的なもの
  • ついでに購入（セールやってたので）

おわりに

生まれて初めてのMac、最初に手元に来たときは結構テンションがあがった。後から、あーProじゃなくてAirでも良かったかなーとか、ストレージ盛らなくても良かったかなーとか思ったけど、気にしない気にしない。
Linuxは多少慣れていたけど、「同じUNIXライクなシステムだからいけるっしょ！」はダメだという事がわかった。Linuxのディストリ違いとかそういうレベルではなく、結構違う…。そもそもまず慣れないとつかいづらい上、今回はIntelからARMに切り替わったタイミングなので、そのアーキテクチャ変更の影響をどう対応するべきかというところで苦労した。ソフトウェアのインストール方法とかも知らんしな。

ところで、画面は綺麗だが光沢がまぁまぁあるので、違和感はある（Dell XPS 9360は非光沢）。
あと、わかっていたけど、Touch Barは多分馴染めないと思う。Pro買ってから何言ってんだって感じだが。

最終的にどうなるかは未定だけど、まぁ少なくとも暫くはよろしくね。