お茶漬けぶろぐ

UbuntuでSSDをSecureEraseする

RAID環境にArchLinuxのインストール

順番が前後したけど、これやる前に、SSDをSecureEraseしたんですよね。で、まぁSecureEraseってやる度にどうやるのかわかんなくて、ふわふわ調べてやってて、毎度困り果てながら最終的になんとか遂行するみたいな状態。

困るのはたいてい、

・SecureEraseするためのソフトウェアが起動しない

・Not frozenに出来ない

のところ。Parted Magicが起動しないとかHDDErase起動するためのDOS環境が作れないとか、クッソ面倒に生きてた。クッソ面倒なんで結論だけ。

Core i7 870 + ASRock P67 Transformer構成で、Ubuntu 14.04.3をUSBメモリから起動して、terminalからhdparmコマンドを使った。

hdparm -I /dev/sdaみたいな感じで状態を確認する。最後の方にある「not enabled」と「frozen」をそれぞれいじる。まずはfrozenを解除。

これはもういつものやつ。SATAケーブルなり電源ケーブルなりを抜き差しする。いつものやつっていうかこれ毎度毎度めちゃくちゃこえーんだよな。

あと# echo -n mem > /sys/power/stateでPCをスタンバイに入れて復帰っていう手もあるみたい。

もう一度hdparm -I /dev/sdaで見ると、うまく行ってれば「not frozen」になっているはず。

次にディスクにパスワードを設定する(SecureEraseを実行すると解除されるものなのでてきとうに決める)。ただしパスワード設定したまま再起動等するとディスクアクセス出来なくなる模様なので以下のように解除する。master passwordはList of hard disk ata master passwords - I SEE 0XDEAD DISKSあたりを参考に。

[bash]
//パスワードの設定

hdparm –user-master u –security-set-pass PASSWORD /dev/sda

//master passwordによるパスワードの解除

hdparm –user-master m –security-unlock MASTER_PASSWORD /dev/sda

hdparm –user-master m –security-disable MASTER_PASSWORD /dev/sda

[/bash]

うまく設定できると、hdparm -I /dev/sdaの出力が変化して「enabled」になる。

つまり、not enabledがenabledになっている事、frozenがnot frozenになっている事を確認した後、SecureEraseを実行する。

[bash]

hdparm –user-master u –security-erase PASSWORD /dev/sda

[/bash]

ちなみにhdparm -I /dev/sdaの出力にsupported: enhanced eraseがある場合、Enhanced SecureEraseが可能なので、–security-erase-enhancedみたいな感じに差し替えてみよう。

最終的にまたhdparm -I /dev/sdaの出力が「not enabled」に戻っていることを確認して作業完了。

< Qtでウィンドウを消しにくくウザい感じにする

RAID環境にArchLinuxのインストール >