LINE だけサブスマホで使うという運用をしている。
LINE のデータ移行は紛うことなきクソで、公式手順を使うとトーク履歴にて共有された写真を捨てる必要がある。残しておきたいものはアルバム機能を使え、というのが LINE の態度だが、トーク履歴中に写真が含まれている状態をキープしたい民としては、誠に遺憾です…。
というわけで、キッチリとデータ移行してやるために、LINE を使う端末では root 権限を取れるようにしたい。
しかし、おサイフケータイ機能を使える端末で root 権限を取れるようにするのも気持ちが悪いので、別端末で使うというわけ。

で、実はこの運用をスタートしてから LINE 用端末の機種変更をしたことがないのだが、気付けば 5 年くらい経っていたので、いい加減新しくしようと、Galaxy M23 を購入したのだ。
というわけで root 権限を取れるよう作業をしたので、そのメモ。
素直に Magisk のガイドに従っただけだけど。

前提

あくまで自分用メモのため、これを参考に何か作業をされた方がいたとして、そこで何か問題が起こっても、自己責任でお願いしますね。

今回の実施環境は以下。

  • Galaxy M23
  • Android 13 ( One UI 5.1 )
  • M236QOPU2BWF2

作業は Windows にて実施。めずらし。

作業中に Wipe されるので、必要なデータがあるならバックアップをとっておくこと。あと、失敗してもしゃーなしと思う気持ちと、転んでも泣かない心が必要。いつも通りだ。

準備

別に必須じゃないけど、以下の Magisk のガイドと、Wi-Fi 接続設定を QR にまとめておくと作業が捗るのでおすすめ。

作業

  1. Magisk のガイドから apk をダウンロード、インストール
  2. Magisk app を起動 →Ramdisk に「対応」の文字があることを確認
  3. 開発者向けオプション →OEM ロック解除にチェック
  4. ダウンロードモードで起動(電源オフ → ボリュームアップ, ダウンを同時押ししながら PC に接続して起動)
  5. ボリュームダウン長押し(単押しは別の機能なので注意)
  6. Unlock していい?と聞かれるのでボリュームアップを単押し
  7. データワイプ+ Bootloader unlock されて再起動される
  8. 初期セットアップをてきとうに通過する
  9. 開発者オプションに OEM ロック解除メニューが存在して、グレーアウトしていることを確認する。これが KnoxGuard がデバイスをロックしていないことを意味する。
  10. 最新のファームウェアをダウンロードする。
    ここから拾った →https://samfw.com/firmware/SM-M236Q/SJP
  11. zip を展開する。SAMFW.COM_SM-M236Q_SJP_M236QOPU2BWF2_fac.zipから以下 6 ファイルが出てくる。
  • _FirmwareInfo_Samfw.com.txt
  • AP_M236QOPU2BWF2_M236QOPU2BWF2_MQB66562827_REV00_user_low_ship_MULTI_CERT_meta_OS13.tar.md5
  • BL_M236QOPU2BWF2_M236QOPU2BWF2_MQB66562827_REV00_user_low_ship_MULTI_CERT.tar.md5
  • CP_M236QOPU2BWF2_CP24406926_MQB66562827_REV00_user_low_ship_MULTI_CERT.tar.md5
  • CSC_SJP_M236QSJP2BWF2_MQB66562827_REV00_user_low_ship_MULTI_CERT.tar.md5
  • HOME_CSC_SJP_M236QSJP2BWF2_MQB66562827_REV00_user_low_ship_MULTI_CERT.tar.md5
  1. AP ~をデバイスに転送
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> adb push .\AP_M236QOPU2BWF2_M236QOPU2BWF2_MQB66562827_REV00_user_low_ship_MULTI_CERT_meta_OS13.tar.md5 /storage/emulated/0/
  1. Magisk app を再度インストール
  2. Magisk app を起動して、アプリカードではなく Magisk カードのインストールボタンを押す
  3. 「パッチするファイルの選択」を押して、adb push したファイルを選択 →「はじめる」をタップ。以下ログが流れる(多少時間かかるので待つ)
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- Device platform: arm64-v8a
- Installing: 26.1 (26100)
- Processing tar file
-- Extracting: boot.img
-- Copying: recovery.img.lz4
-- Copying: super.img.lz4
-- Copying: dtbo.img.lz4
-- Copying: persist.img.lz4
-- Copying: userdata.img.lz4
-- Patching: vbmeta.img
-- Writing: vbmeta.img
-- Copying: misc.bin.lz4
-- Copying: vbmeta_system.img.lz4
-- Copying: meta-data/
-- Copying: meta-data/fota.zip
- Unpacking boot image
- Checking ramdisk status
- Stock boot image detected
- Patching ramdisk
- Pre-init storage partition device ID: cache
- Repacking boot image
-- Writing: boot.img

***************************
 Output file is written to
 /storage/emulated/0/Download/magisk_patched-26100_uppgA.tar
***************************
- All done!
  1. 出来上がった tar を adb で取り出す(MTP で取り出してはいけない。でかいファイルは壊れるらしい)
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> adb pull /storage/emulated/0/Download/magisk_patched-26100_uppgA.tar
  1. ダウンロードモードに入る(電源オフ → ボリュームアップ, ダウン同時押ししながら PC 接続 → ボリュームアップを単押しする)
  2. Odin を起動
  3. 以下を指定
  • AP:さっき取り出した tar
  • BL:Official Firmware から取り出した BL ~
  • CP:Official Firmware から取り出した CP ~
  • CSC:Official Firmware から取り出した CSC ~(HOME_CSC ~ではない)
  1. Start ボタンでぐつぐつ
  2. 完了すると自動で再起動されるので、また初期セットアップをてきとうに通過する
  3. Magisk app を再インストール → 起動すると、「再起動していい?」と言われるので再起動。
  4. su できるようになってるはずなので、お試し
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adb devices
List of devices attached
XXXXXXXXXXX     devices

adb shell
m23xq:/ $ su
m23xq:/ #
  1. 開発者オプションから「システムを自動更新」をオフにしておく(カスタマイズしたシステムが入っているので、OTA でアップデートをされるとまずい)

終わり

何も考えずにガイドに従うだけで rooted にできるなんて、良い時代だなぁ。
思えば一番最初に触ったスマホも Galaxy(SC-02C)だったなぁ〜、その頃は英語アレルギー凄かったし Android の事も何一つ知らなかったから、結構ビビりながら作業していたのを思い出すね。今もわかってるとは言えないけれども。
というわけで、次記事の LINE データ移行に続く。